ふきよせ 冬椿

アトリエうかい冬椿2

クリスマスプレゼントにいただいた、アトリエうかいの「ふきよせ冬椿」は、椿ファンでなくとも思わず「わあぁぁ」と声を上げてしまう愛らしいお菓子です。それはパッケージだけでなく中のお菓子ひとつひとつに言えます。

旬お素材を使った季節限定のふきよせシリーズは、どれも美味しいし楽しいし、いただいても差し上げても嬉しい一品です。中に入っているのは、

木苺とバニラのロールクッキー、林檎と胡桃のシナモンクロケ、糖衣がけきな粉クッキー、みかんのほろほろクッキー、果実のメレンゲ(林檎・黒すぐり)、冬色の金平糖

どれからつまもうか迷ってしまう。ひとつ食べたら他の味も気になって次々手を伸ばしてしまう。見て嬉しい、食べて幸せなおやつです。こんなスイーツがあれば12月の忙しさも苦にはなりません。唯一困るのは、ひとつひとつと食べて行くとだんだん中が減ってしまうのを見るのがとても悲しいこと。

楽しすぎることはいつか終わる寂しさと背中合わせ。そう子供の頃に教えてくれたメアリーポピンズの本を思い出す、そんなお菓子です。

暦菓子 雪の椿

日本橋長兵衛雪の椿
日本橋長兵衛雪の椿

今年のお正月のお菓子は、日本橋長兵衛の「雪の椿」。季節限定のお菓子です。

「雪の椿」名の通り、白地に金の模様を施した上に赤い椿の花が咲く小包装のデザインが上品で素敵です。お正月の手土産にもぴったり。

包みを開くと、みずみずしく優しい色合いの椿の花を模した和菓子が顔を出します。橙色がかった赤い花弁の下は深い緑色。花弁の中央にはほんのり黄色い丸が見えます。ちゃんと「椿」とわかる姿に感心するとともに、美しい色形にしばし見とれます。和菓子を前にするといつも、食べるのがもったいないと思うのと、どんな味か食べたいという気持ちのせめぎ合いがあります。もちろん最後に勝つのは食べたい気持ちです。

つやつやと光るほどみずみずしい見た目から水羊羹のようなものかな、と思って口にすると、おや?

確かに羊羹なのですが、寒天の滑らかさ、餅のようなもっちりとした歯触り、餡の舌触り・・・

これは何かしら?と不思議になる食感。花粉をイメージして赤い中に入れられた黄色の丸いものはやわらかい餅。歯切れ良すぎず、まとわりつかず、口の中全体と舌で感じる食感は絶妙です。味よりも風味よりもその食感に心奪われました。

ちなみに緑の部分は抹茶味。