公道に設置されるマンホール。管理者は各自治体ですが、日本の各地のマンホール蓋はご当地デザインが施され、今や道路を彩るものとなっています。出先で見つけた椿を図案にしたマンホール蓋を順次アップしてゆきます。
神奈川県
川崎市
中央は川崎市の花「ツツジ」、周囲を市章と、7個の市の木「ツバキ」が囲んでいる。7個のツバキは7つある区を示している。カラー版もあり。
島根県
松江市
国宝松江城と、市の木・桜、市の花・椿をデザインした、カラフルで絵画的な図案。松江市の下水道40周年記念(1981年4月供用開始、2021年4月40周年)のマンホール蓋として公募で選ばれたデザインです。松江駅から松江大橋を経て松江城までの10ヶ所程度に設けられているそう。消火栓も松江城と椿のカラフルな図案が目を引きます。
愛媛県
松山市
松山市の花に選定された赤や薄紅の「ヤブツバキ」を描き、花の周りには日本三大絣のひとつ「伊予かすり」の井桁文様をあしらっています。この基本デザインを、カラー版、キャッチコピー付など、多彩なデザインのバリエーションに仕立てています。
西条市
平成の市町村合併以前の旧小松町時代のものと思われるマンホール蓋。中央に西条市旧小松町章。三分割された小松町の花「ツバキ」、「ボタン」、「サクラ」が描かれている。
石川県
野々市市
椿をまちづくりの象徴とする野々市市は、市の木と市の花を椿に指定しています。中でも「野々市」という品種は象徴的な花です。マンホールには開花した花全体、横から見た花、蕾、葉と、全てを盛り込んで描いています。さらに消火栓や仕切り弁にも椿を盛り込む徹底ぶり。並々ならぬ熱意を感じます。
参考:
・日本マンホール蓋学会:http://usagigasi1f2.starfree.jp/
他、各自治体ページ