陶磁器専門美術館である戸栗美術館は今年2022年に開館35周年であり、それを記念して特別展が4本目立てで行われます。第一弾は「鍋島焼―二百年の軌跡―」2022年4月1日(金)〜7月18日(月・祝)。今回、椿文の作品が5点展示されています。
ラウンジトーク「鍋島焼入門」に参加して鍋島焼の勉強もさせて頂きました。
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ラウンジトーク「鍋島焼入門」に参加して鍋島焼の勉強もさせて頂きました。
続きを読む →様々な記念日の中で、椿にまつわる記念日は2つあります。1月28日の「いい、つばきの日」と、2月8日の「つばきの日」です。いずれも椿の花咲く時期にあって、2→「つ」と8→「ば」で「つばき」の音に語呂合わせで選ばれた日に決められています。
続きを読む →日本をはじめとして世界にはツバキをテーマにした植物園や庭園がいくつもあります。その中でも特に優秀と思われるものを、国際ツバキ協会(International Camellia Society:ICS)では国際優秀ツバキ園(International Camellia Garden of Excellence:ICGoE)として認定しています。 続きを読む →
花には花言葉というものがあります。もちろん椿にもあるのですが、集めてみるととてもたくさんありました。
お茶の花が咲いています。
10月から12月にかけてのこの時期、小ぶりで白い花を咲かせます。たっぷり黄色い花粉が付いた雄しべはふさふさのボンボンのようで、それを綿ぼうしのように白い花びらがふんわり抱えている様は、なんとも可愛らしい。
蕾も丸い形をしており、ついでに同じ頃に実る茶の実もまん丸で、ギザギザの鋸歯のある葉っぱの合間に、丸い花と蕾と実がちょこちょこと顔を出しているのです。まるでかくれんぼをする子供のようです。
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桜色、紅梅色、藍色、山吹色、薔薇色・・・植物の名をつけた色の呼び名は沢山あります。そして、椿、と名付けられた色も。
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ジェニファー・トレハン氏は椿愛好家の国際団体である国際ツバキ協会(International Camellia Society,ICS)の前理事であり、園芸家、作家、イギリス王立園芸協会(RHS)椿専門委員を務める方。今回、はるばるイギリスから来日したのは、椿をはじめとする大島の文化について取材し、英国王立園芸協会「The Garden」10月号の記事にするためです。来島に併せて、伊豆大島の都立大島高校で記念講演が行われました。
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「巨勢山の つらつら椿 つらつらに 見つつ偲はな 巨勢の春野を」
そう坂門人足に歌われた万葉の時代から、椿は人々の心に語りかける何かをもつ木でした。
この国の風土に深く根ざした椿は、私たちの生活に溶け込んで多様な文化を形成しました。華麗な園芸品種の花々、椿油、各地にある古木や名椿、椿にまつわる逸話や伝承、茶の湯で愛される花、絵画や工芸品のモチーフ、椿の炭・・・。
椿は今、世界中で愛される花となりましたが、ここ日本では、椿という文化をより深くより広く体験できます。
美しく、奥深く、多彩で魅力的な椿の世界。
これからも椿という文化を楽しみたいと思っています。