【椿の名所】にしん殿小樽貴賓館の椿天井絵

明治・大正を通じて北海道の鰊漁で巨万の富を築き上げた青山家が、大正時代に贅を尽くして建てた旧青山別邸。同じ敷地内に建てられた小樽貴賓館の一階ホールの天井は、にしん御殿にあやかろうとしてか北海道ゆかりの日本画家の手による豪華な天井画で埋め尽くされています。作品には椿の天井絵もありました。

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【椿の名所】江差法華寺の椿

江差はかつては北海道の交易港として各地からたくさんの人々が集まり栄えてました。港を見下ろす小高い場所にある成翁山法華寺は歴史が古い由緒ある古刹で、江戸時代には松前藩の保護を受けていました。この庭の一角に、松前藩主が内地より取り寄せたという椿の古木があります。

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【椿の名所】松前町椿園と松前神社の椿

北海道はもともとツバキの自生地域ではありませんが、露地でツバキが全く育たないということではありません。それどころか古木、椿園もあります。松前町椿園もその一つ。桜で有名な松前公園の奥まった一角に、ひっそりと十数種類の椿100本余りからなる日本最北の路地植えの椿園があります。

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【椿の名所】松江城の椿展

毎年3月に松江城の入り口、馬溜広場を会場に開催されている椿展。主催は山陰地方のつばき愛好家が集まる山陰カメリアンクラブです。椿の会であるコーベ・カメリア・ソサエティのツアーで2018年3月に第49回椿展を訪問しました。

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【椿の名所】出雲村田製作所の椿園

出雲村田製作所椿園20180311

出雲村田製作所は村田製作所グループの事業所でセラミックコンデンサの生産拠点です。地域社会との交流を積極的に行い、「森の中の工場づくり」のスローガンを掲げて桜と椿の植栽を続けてきました。その数なんと、椿は約1,000種類、1,130本、桜は65種類、396本。大変な種類と数です。

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【椿の名所】川奥の白椿

川奥の白椿は大山白の原木とされる、白く一重のヤブツバキです。赤が基本のヤブツバキにおいて白花は珍しいと言えます。出雲に出かけると決まってから、ぜひ訪ねたいと思い、地元の椿友に労をとってもらって訪問が叶いました。

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【椿の名所】花尻の森のヤブツバキ

京都の市街地から鴨川、高野川沿いに北上し、若狭路鯖街道を進む山中の花尻橋を渡った場所に花尻の森(はなじりのもり)があります。この森はヤブツバキが多く見られる場所で、3月下旬〜4月上旬には数多の花を落とした落椿が地を赤く染めるのだそう。

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【椿の名所】出雲大社と周辺の椿

地元の椿友の案内で出雲大社とその周辺の椿を見て回りました。地元民ならではの椿スポットに普段の観光とは違う椿巡りを楽しむことができました。

出雲大社北島国造館

まずは出雲大社と思いきや、東隣にある出雲大社北島国造館御神殿にお参りです。

出雲大社北島國造館 20180312

境内の奥側には天穂日命(アメノホヒノミコト)社と稲荷社と荒神社があり、その背後に大きな椿の木が数本ありました。花盛りを迎えて枝々に濃い紅の花をどっさりつけた椿は、それと同じくらいの数の咲き終わった花を地上に落としています。朝の静けさの中で、ようやく林に差し込んだばかりの朝日に浮かび上がる赤い花は神秘的でした。

出雲教北島家 荒神社 20180312
出雲大社北島國造館 荒神社 20180312
出雲教北島家 荒神社 20180312
出雲大社北島國造館 荒神社 20180312
出雲教北島家 荒神社 20180312

出雲大社境内

それから出雲大社にお参りし、二ノ鳥居付近を散策しても目がゆくのはやっぱり椿。参道のヤブツバキは、きりりと赤い花弁、純白ですっきり伸びた花糸、真黄色の葯という花姿。同行の椿友と「やっぱりヤブはいいよね」などと話しながらのんきに歩く至福の時です。

出雲大社 20180312
出雲大社 20180312

出雲手斧神社

稲佐の浜を見下ろす奉納山公園の山頂にある出雲手斧神社の境内も椿がたくさん見られました。

出雲手斧神社20180312
出雲手斧神社20180312
出雲手斧神社より稲佐の浜20180312
出雲手斧神社より稲佐の浜20180312
出雲手斧神社20180312
出雲手斧神社20180312

祭神は手置帆負命(タオキホオイ)と彦狭知命(ヒコサシリ)の二柱の神々で、天照大神(アマテラス)の御殿(みあらか)を造営したり、国譲りの折に巨大神殿(出雲大社)を造営を行ったとされる建築の神様です。

出雲手斧神社20180312
出雲手斧神社20180312

出雲阿国の墓付近

次いで向かったのは出雲阿国の墓近く。案内役である地元のYさんのフィールドワークの場所です。面白いことにこのあたりのヤブツバキは、花も葉も1本ごとに違うのではというくらいに多様でした。例えば深い赤色の花、形の良い花、花弁が肉厚な花、閉じ芯、蕊が太目や細目などなど。葉も幅広で丸く美しい形、細長めなど様々。フィールドワーク好きの私には本当に楽しい時間でした。

日御碕神社

島根半島の西端に位置する日御碕神社は、『出雲国風土記』に「美佐伎社」と記される神社。天照大御神(アマテラスオオミカミ)を祀る下の宮「日沉宮(ひしずみのみや)」と、素盞嗚尊(スサノオノミコト)を祀る上の宮「神の宮」の二社からなり、両本社を総称して「日御碕神社」と呼ばれます。現在の朱色が鮮やかな本殿は徳川家光の命により、松江藩が1寛永11年(634)に着手し1644年に完成させたもの。

本殿には月星日の3光や椿の彫り物が飾られています。

日御碕神社20180312
日御碕神社20180312
日御碕神社20180312
日御碕神社20180312

<訪問日:2018/3/12晴天>

データベース&アクセス

【名称】出雲大社北島国造館
【所在】〒699-0701 島根県出雲市大社町杵築東194
【公式サイト】http://www.izumokyou.or.jp/main.html
【アクセス】出雲大社拝殿手前で向かって右手へ。
・一畑電車出雲大社前駅より徒歩15分。・山陰道出雲ICより車で20分。
・JR出雲市駅よりタクシーで20~25分。・出雲空港よりタクシーで40~50分。

【名称】出雲大社
【所在】〒699-0701 島根県出雲市大社町杵築東195
【備考】
・問い合わせ:TEL 0853-53-3100(代表) 8:30~17:00
【公式サイト】https://www.izumo-kankou.gr.jp/
【アクセス】
・一畑電車出雲大社前駅より徒歩15分。・山陰道出雲ICより車で20分。
・JR出雲市駅よりタクシーで20~25分。・出雲空港よりタクシーで40~50分。

【名称】出雲手斧神社
【所在】島根県出雲市大社町杵築北2843-13
【アクセス】
出雲大社の大鳥居前から国道29号線(日本海に抜ける方面)の北、稲佐の浜を見下ろす奉納山公園の山頂

【名称】日御碕神社
【所在】出雲市大社町日御碕455
【備考】
・問い合わせ:TEL 0853-54-5261 8:30~16:30 、参拝はどの時間帯でも可能
【公式サイト】https://www.izumo-kankou.gr.jp/
【アクセス】
JR出雲市駅より日御碕行きバス終点下車。徒歩1分