椿という文化

「巨勢山の つらつら椿 つらつらに 見つつ偲はな 巨勢の春野を」
そう坂門人足に歌われた万葉の時代から、椿は人々の心に語りかける何かをもつ木でした。
この国の風土に深く根ざした椿は、私たちの生活に溶け込んで多様な文化を形成しました。華麗な園芸品種の花々、椿油、各地にある古木や名椿、椿にまつわる逸話や伝承、茶の湯で愛される花、絵画や工芸品のモチーフ、椿の炭・・・。
椿は今、世界中で愛される花となりましたが、ここ日本では、椿という文化をより深くより広く体験できます。
美しく、奥深く、多彩で魅力的な椿の世界。
これからも椿という文化を楽しみたいと思っています。

【椿の名所】永願寺境内の椿

富山県の高岡にある真宗大谷派永願寺の境内の椿を其日(きじつ)慶秀住職のご案内で拝見しました。ほとんどが人の背丈より高く伸びた地植えで、良く茂った葉の間に盛りを迎えた赤や桃色、斑入りなど350種ほどの 花が咲いています。苔に覆われた地面に咲き終えた花が落ちている様も風情があり、そうした光景を眺めながら境内に咲く花から花へと歩く機会を得ました。

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【椿の名所】大巧寺

鎌倉大巧寺20190428

鎌倉八幡宮の参道を海の方へ向かって歩くとある大巧寺(だいぎょうじ)。散歩がてらふらりと立ち寄ったここになぜか椿の園芸品種がたくさん植えられていました。ご住職の趣味でしょうか?

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【椿の名所】勝興寺の土塁に咲く椿

勝興寺土塁の椿20190309

浄土真宗本願寺派雲龍山勝興寺(しょうこうじ:富山市伏木古国府)は、真宗王国越中の代表的寺院であるとともに本願寺連枝寺院の一つとして重要な位置づけにある重要文化財指定の古刹です。境内は万葉の時代の越中国府でもありました。華麗な装飾を施された総門や重厚な本堂からは歴史を感じます。

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【椿の名所】はままつフラワーパークのサザンカ並木

カメリアクラプネリアナcamellia craprelliana 20191116

サザンカが花盛りとなる11月半ば、日本ツバキ協会の鑑賞会に参加して静岡県浜松市の「はままつフラワーパーク」を訪ねました。園内地図をみるとほぼ中央に「椿園」の所在が記されてますが、サザンカの案内はほとんどありません。ですが、知る人ぞ知るこの場所はサザンカの名所です。

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【椿の名所】白毫寺 五色椿

白毫寺五色椿20170326_4

高円山白毫寺(こうえんざんびゃくごうじ)は奈良の若草山から南に春日山に続く高円山(たかまどやま)の麓の高台に位置しています。百段余りの石段を登りつめた境内からは、奈良を取り巻く山並みや丘陵、奈良市街が一望できて素晴らしい眺めが広がります。

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椿花びらジャム

椿花びらジャム

赤く鮮やかな椿の花びらを見て、「食べてみたい」と思う人はいることでしょう。その思いを美味しくて美しいジャムに仕立てたのが、伊豆大島のバリアフリーペンションすばるが作る「椿花びらジャム」です。

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