日本酒 ichi椿
【椿の名所】夏泊半島の椿山
日本に自生するヤブツバキ(camellia japonica)は北海道を除く日本全域に分布しています。その自生北限地、つまりはツバキ属の北限地であるのが秋田県男鹿半島の能登山と青森県の夏泊半島の椿山で、2県にわたる国指定の天然記念物に指定されています。夏泊半島の椿山の椿は高く伸びる木もありますが、強い海風のせいで背が低く太く曲がりくねった椿の木々が密生する場所もあり、その奇観は印象的です。
続きを読む →椿のブックカバーと石牟礼道子『椿の海の記』
Hyppolyte thoby
月譚(げったん)
Tuletide(ユーレタイド)
玉唐子(たまからこ)
大社紫(たいしゃむらさき)
白髪山(しらがやま)
Camellia japonica ‘shiragayama’
花:白、一重、ラッパ咲き、筒しべ、小〜中輪。1〜3月頃咲く。
葉:楕円形、小〜中形。
樹:立性、強い。

島根県松江市の北にある白鹿山(しらがやま)のヤブツバキから選抜した品種で、1987年山陰カメリアンクラブが命名した。産地は島根。白鹿山は白髪山とも書かれ、標高154mの低山ですが、戦国時代には毛利と尼子の激戦が繰り広げられた地元の歴史に縁に深い山です。
参考:
最新日本ツバキ図鑑,日本ツバキ協会,2010
かの山,http://kano.0-sam.com/Yama/log/eid308.html,2010