山口県の椿友の案内で尋ねた古木ツバキは町の天然記念物で県内屈指の巨木椿でした。2本の木が合着して1本になったと思しき幹にはツタや苔がびっしりとついて年月を感じさせます。
法香院について
浄土宗普門山法香院は、文治元年(1185)源範頼が開基で、山口県北部の大津郡三隅の法然寺といった。その後美東町銭屋に移転、寛文5年(1665)に郡代勝間田権左衛門の発願で現在地に移転した。明治維新の頃に長登村本誓寺(妙香院)と合併して、寺号を法香院と改めたそうです。
法香院の境内の古木椿
本堂の前、古い墓石の囲まれるように数本の古木が立っており、そのうち本堂に近い2本が椿で、いすれも古木。そのうちの1本が「法香院のツバキ」で、1999年(平成11年)に美東町指定天然記念物に指定されたと説明板に書かれています。元は2本の木だったものが合着して1本になったようで、幹周囲が目通りで2.07m、樹高は約8mです。幹にはツタや苔がびっしりとついました。
<訪問日:2023年3月19日 晴天>
データベース
【名称】法香院のツバキ(ほうこういんのつばき)
【大きさ・形状】樹高:約8m、目通り幹囲:2.07m
【所在】山口県美祢市美東町絵堂101番地
【備考】
・境内の椿のある場所は拝観料無料
・問合せ:教美祢市育委員会事務局文化財保護課 T E L .0837-62-1921
e-mail:bunkazai@city.mine.lg.jp
【公式サイト】美祢市公式サイト 天然記念物:https://www2.city.mine.lg.jp/soshiki/kyoiku/hogoka/bunkazai/bunkazai/shishitei/kinembutsu/2284.html
アクセス
・東海道新幹線新山口駅から車で約30分。
参考文献
・美祢市公式サイト 天然記念物:
https://www2.city.mine.lg.jp/soshiki/kyoiku/hogoka/bunkazai/bunkazai/shishitei/kinembutsu/2284.html
・浄土宗寺院紹介NAVI:http://otera.jodo.or.jp/temple/39-107/