紅色の一重の花弁に唐子咲き、唐子弁は淡桃色をしている。小輪。開花時期は10月〜4月。葉は長楕円形で小型。立ち生で、樹勢は強い。
卜伴の自然実生で、埼玉県川口市安行の柴道商店が作出、1983年に桐野秋豊が命名・発表。
普通はこのように無地の紅色ですが、薬師池公園で花弁に白斑が入った個体を見つけました。複雑な杢模様は花容に面白さと美しさを与えていて、なんとも魅力的でした。日本ツバキ協会の椿カレンダーの2024年11月に採用されました。
＜引用・参考文献＞
・最新 日本ツバキ図鑑,日本ツバキ協会,誠文堂新光社,2010
＜撮影場所＞
・町田薬師池公園
