Camellia ‘Nambanko’
花は朱紅色、獅子咲き、丸く上へ盛り上がる花形、大輪。開花は3月〜4月。葉は広楕円形、大型。樹は横張り性で非常に強い。産地は九州。来歴:九州各地の民家に広く栽培される品種。1971年に安藤芳顕氏が命名発表。
九州の各地に古木が多い。種子はできないのでおそらく3倍体の品種と考えられる。名前は異国的な花容によると思われる。
1971年に神戸市の安藤芳顕氏が自己の著書『つばき』で発表して知られるようになった。
<引用・参考文献>
・最新 日本ツバキ図鑑,日本ツバキ協会,成文堂新光社,2010
・色分け花図鑑 椿,桐野秋豊,学研,2005
<撮影>
・都立大島高校椿園