雲珠(うず)Camellia ‘Uzu’

雲珠(うず)Camellia ‘Uzu’

花は、濃紅色、八重、内弁が互いに巻き合い、ラッパ咲きになる。小さな割しべ、中輪、3〜4月。葉は長楕円、中形。立生。宝塚市の植木生産地で発見、1978年に樽本清が命名・発表。

雲珠(UZU) 大分るるパーク椿園 20240225

初めて見た時、花心に薔薇の如く渦巻いて立ち上がる花弁の様子に目が奪われました。全ての花が渦巻いて立ち上がるようではなく、中には八重咲きの花の真ん中に渦巻きの花弁の代わりに雄しべがあるものも多く見られました。咲き進むと形が崩れるのかもしれません。関東でなかなか見ることがない品種で大分のるるパークで初めて見ました。

 

<引用・参考文献>

・最新 日本ツバキ図鑑,日本ツバキ協会,誠文堂新光社,2010

 

<撮影場所>
るるパーク(大分農業文化公園)

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