【椿の名所】筑波実験植物園のサザンカ生垣と原種ツバキ

【椿の名所】筑波実験植物園のサザンカ生垣と原種ツバキ

<訪問:2017年11月25日晴れ>

筑波大学構内のサザンカを見学した後に近くにある筑波実験植物園まで足を伸ばしました。通称つくば植物園、正式名称は国立科学博物館筑波実験植物園。国立科学博物館の植物研究部門の一つです。敷地面積14ヘクタールの敷地に、温帯地域から熱帯地域まで7000種もの生きた植物を世界中から集めて栽培管理、また標本庫には150万点を超える標本を収蔵している学術の場所。
この生きた植物図鑑のような場所にはどのようなツバキ科の植物がどのように収集されているのか興味があります。

筑波実験植物園内地図(HPより)
筑波実験植物園内地図(HPより)

白いサザンカの見事な生垣

入り口から進んで中央広場に向かうと奥手に長く大きな生垣が広がっていました。白い花がたくさん咲いているのが見え、もしやと思って近づくとサザンカの生垣でした。
これまでサザンカの生垣は赤い花のイメージだったので、白い園芸品種の八重のサザンカの生垣を初めて見て驚くましたが、綺麗なものだと思いました。

サザンカ生垣 筑波実験植物園

一緒にいたサザンカの専門家の先生が、富士の峰と日の出富士いう品種でしょうとおっしゃいました。昔とても流行った品種だそうです。富士の峰は純白の八重の花弁で、清楚でいて軽やかなイメージのサザンカです。日の出富士は花弁の外側に赤色を帯びて華やぎがあります。

富士の峰 筑波実験植物園
富士の峰
日の出富士
日の出富士

この2種類のサザンカが入り混じって植えられて背よりも高い生垣になっていました。生垣として展示することで生活の中で具体的にどのように使われ方をしたのか示したのでしょうか。園芸品種ならではの展示方法ではないかと思います。

サザンカ生垣 筑波実験植物園

 

 原種ツバキのコーナー

ツバキ科の原種も、タイワンツバキ(四川省産)、タイワンツバキ(台湾産: Gordonia axillaris ゴルドニア アクシラリス)、白鳩ツバキ(Camellia fraternal カメリア フルテルナ)、オレイフェラ:普通油茶(Camellia oleifera)など数種類がコレクションされていました。

オレイフェラ  筑波実験植物園
オレイフェラ

ツバキ科が集められた一各の入り口付近いあるタイワンツバキはとても大きくて立派です。

タイワンツバキ(四川省産)筑波実験植物園
タイワンツバキ(四川省産)

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タイワンツバキ(四川省産)の幹 筑波実験植物園
タイワンツバキ(四川省産)の幹

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タイワンツバキ(四川省産)の葉 筑波実験植物園
タイワンツバキ(四川省産)の葉

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おまけ:筑波実験植物園は多様な植物の生きた図鑑

筑波実験植物園はその役割のとおり、多様な環境で育つ様々な植物が一度に見られる魅力的な場所でした。時間がなくてほとんど見られずに残念でしたが、ちょうど紅葉の時期で、紅葉したメタセコイアや見事にオレンジ色に染まったタイワンフウなどが見られました。また園の係員の方に、パンパスグラスはオスとメスではそれぞれ違った花が咲くことを教えて頂いたり、温室では南硫黄島で再発見された幻の蘭のシマクモキリソウが丁度開花しており珍しい花も見聞できました。

メタセコイアとセコイアの並木筑波実験植物園
メタセコイアとセコイアの並木

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パンパスグラス(メスギ)
パンパスグラス(メスギ)

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タイワンフウ
タイワンフウ

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データベース

【名称】筑波実験植物園
【花期】サザンカは11月〜12月
【所在】〒305-0005 茨城県つくば市天久保四丁目1番地1
【問合先】代表電話 / TEL :029-851-5159
【備考】
・開館時間や休日:9:00~16:30、月曜休館(休・祝日開園)、12/28~1/4ほか
・オフィシャルサイト:http://www.tbg.kahaku.go.jp/index.php
【アクセス】つくば駅のバス停(つくばセンターバスターミナル)から路線バス、テクノパーク大穂行き(5番乗り場)筑波実験植物園前下車、徒歩2分

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参考文献
オフシャルサイト
パンフレット

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