【椿の名所】新宿御苑の椿

都心のオアシス新宿御苑。特に桜で有名ですが、同じ頃には椿も咲き、桜に負けず散策の目を楽しませてくれます。特に大温室近くにはツバキの古木、おそらく熊谷と思われる巨木があります。大きく鮮やかな朱赤色の花をたくさんつけたその姿には驚かされます。

春の桜と椿

新宿御苑は徳川家康の家臣であった内藤氏の江戸屋敷の一部に始まり、明治になって農事試験場となり、その後明治39年(1906)に皇室の庭園を経て、戦後昭和24年(1949)国民公園として一般開放されました。広い園内は、風景式庭園(広い芝生と高木がある庭)、整形式庭園(左右対称のデザインの庭)、日本庭園(水の流れに沿って作られた回遊式庭園)という3つのタイプの違う庭が組み合わされています。

訪問した2020年3月21日は春の特別公開日で桜が満開でした。特に、「高遠小彼岸」という品種は初めて見ましたが、淡い桃色が美しく華やいだ雰囲気を醸しています。

高遠小彼岸 新宿御苑20200321

そして桜とともに椿もまた、庭園の春を彩っていました。

公式サイトより 「新宿御苑みどころマップ春号 」

椿の巨木

桜を見に来て偶然みつけた椿でした。場所は 大木戸門入り口から大温室の方へ歩いてゆく手前、進行方向に向かって左手にありました。ゆうに10mは越している大きな木です。おそらく熊谷と思われます。来歴は不明です。

大人の手のひらほどもある大きな花と濃い緑の平たい大きな葉。そのコントラストは鮮やかによく映えます。加えてこのクラスの大きさで木いっぱいに花が咲いているため圧倒的な存在感を醸し出しています。

見に行ったのは3月21日でしたが、既に樹下には多数の花が落ち、樹上にも咲いた花と蕾がまだ多数あり、花の盛りはまだまだ続きそうでした。

花盛りの縁にを歩いていると、そこかしこに椿の花もみられました。

園内の椿林

新宿御苑の公式サイトで椿は取り上げてもらえていませんが、お知らせには記事として少しだけ載っています。それによると日本庭園お茶室の楽羽亭の裏手には椿林が、園芸品種が500本ほど植えられているとのこと。静かな場所なのでゆっくり眺めることのできる穴場だそうです。今は新コロナウイルスのために閉園していますので来年のお楽しみにしたいと思います。

<訪問日:2020年3月21日晴天>

データベース

【名称】新宿御苑の椿
【コレクション】  約500本。紅色、白色、ピンク色、絞りなどの様々な品種。
【花期】1月頃から先始め3月が見頃。
【所在】〒160-0014 東京都新宿区内藤町11番地  
【備考】
・ 開園時間 : 9:00AM〜5:30PM ( 3/15〜6/30 8/21〜9/30 )、9:00AM〜4:00PM ( 10/1〜3/14 )、 9:00AM〜6:30PM ( 7/1〜8/20 )、休園日 毎週月曜日(月曜日が休日の場合は翌平日)、年末年始
特別開園期間(期間中無休):春3月25日~4月24日、秋11月1日~15日
・ 問い合せ先: 新宿御苑サービスセンター TEL 03-3350-0151
・公式サイト: https://fng.or.jp/shinjuku/

アクセス

  • 大木戸門入り口: 東京メトロ丸ノ内線新宿御苑前駅(出口2)より徒歩5分
  • 千駄ヶ谷門入り口:JR総武線千駄ヶ谷駅より徒歩5分 、もしくは 都営大江戸線国立競技場駅(A5出口)より徒歩5分
  • 新宿門入り口: JR・京王・小田急線新宿駅南口より徒歩10分、 東京メトロ丸ノ内線新宿御苑前駅出口1より徒歩5分 都営新宿線新宿三丁目駅(C1・C5出口)より徒歩5分