市内の古木椿の公園
ポスト・ツアーの最終日はあいにくの雨でしたが、ホテルから徒歩圏内のロカルノ市内中心部の大広場に近い公園のツバキを見にゆきました。案内してくれたのはモッタ会長と地元のガイドの方です。
そこは街中の公園でしたが、広い花壇に樹齢100年を超える椿が何本も生い茂っていました。名板はなかったり傷んでいて読めなかったりしていましたが、I C S大会イタリア会議公式案内によると、それらは、イタリア産の品種で 、1851 年に登録されたベッラ・ディ・エトルリア(Bella di Etruria)や「イル・ガロファーノ(IL Garofano)などの珍しい古代品種も含まれていると言います。
ビルに囲まれた街の公園の中では、樹齢約300年というイル・ガロファーノ(Il Garofano)の横を散歩する老婦人や犬を連れた男性が通り過ぎてゆきます。
公園に立ち並ぶ立派な椿の古木も地元の人々にとっては日常の風景なのでしょう。少し羨ましい気がします。
公園の一角には1925年にこの地で協議されたロカルノ条約の解説板が置かれていました。
ここで見ることのできたツバキ
<2023年3月>
訪問:2003年3月31日(金)雨
参考
- I C S大会イタリア会議公式案内(A guide to the ICS 2023 Congress):https://internationalcamellia.org/public/downloads/nLfKj/Splendor%20of%20Italian%20Camellias.pdf