椿という文化

「巨勢山の つらつら椿 つらつらに 見つつ偲はな 巨勢の春野を」
そう坂門人足に歌われた万葉の時代から、椿は人々の心に語りかける何かをもつ木でした。
この国の風土に深く根ざした椿は、私たちの生活に溶け込んで多様な文化を形成しました。華麗な園芸品種の花々、椿油、各地にある古木や名椿、椿にまつわる逸話や伝承、茶の湯で愛される花、絵画や工芸品のモチーフ、椿の炭・・・。
椿は今、世界中で愛される花となりましたが、ここ日本では、椿という文化をより深くより広く体験できます。
美しく、奥深く、多彩で魅力的な椿の世界。
これからも椿という文化を楽しみたいと思っています。

【椿の名所】野々市市中央公園・ののいち椿館と椿山、全国椿サミットとののいち椿まつり

ののいち椿館20170319

石川県野々市市は市の花と木の両方が「椿」である自治体で、市の名を関した椿の品種「野々市」の生まれ故郷でもあります。市民の憩いの場である野々市中央公園には2種類の椿の施設として、多種多様な鉢植えの椿が観賞できる「愛と和 花のギャラリー ののいち椿館」と、路地植えの椿の眺めながら散歩できる「椿山」があります。これらの施設は2020年に国際優秀ツバキ園にも認定されました。

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【椿の名所】酒列磯前神社の樹叢のツバキ

酒列磯前神社の樹叢 20210314

「酒列磯前神社(さかつらいそさきじんじゃ)の樹叢(じゅそう)」とは難読漢字の連続です。平安時代創建され江戸時代に現在の場所に遷宮された酒列磯前神社。その境内には大規模な樹叢が広がっており、参道には樹齢300年を超えるという椿の古木が花を咲かせます。

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【椿の名所】福江の大ツバキ

椿の島として東の伊豆諸島と並び称される西の長崎県五島列島。その中で最大の面積と人口の福江島を代表する椿の巨樹が、「福江の大ツバキ」または「大笮(おおさく)の大ツバキ」です。大笮(おおさく)はこの辺りの地区名です。

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椿の記念日

様々な記念日の中で、椿にまつわる記念日は2つあります。1月28日の「いい、つばきの日」と、2月8日の「つばきの日」です。いずれも椿の花咲く時期にあって、2→「つ」と8→「ば」で「つばき」の音に語呂合わせで選ばれた日に決められています。

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