磯波(いそなみ)

磯波 光が丘夏の雲公園椿園20200330

Camellia Isonami

花は、淡桃色地に紅色の吹っ掛け絞り、小絞り。または移り白地に淡紫紅色の吹っ掛け絞り、小絞りが入る。牡丹咲き〜八重咲き、大輪。外弁は2~3重に重なり、弁は波打ち、緩やかに反曲する。花芯付近の内弁は急に小型になり、波曲し、斜め直立気味に盛り上がり、散り芯と混在する。開花は3〜4月。

葉は楕円、大形。葉は平坦で側脈が時に隆起する。鋸歯は粗大、葉柄は有毛などと載る。樹形は立性、強い。

母樹は守谷市の民家栽培種。茨城産。来歴は複雑。1960年に日本ツバキ協会有志が命名・発表(『最新 日本ツバキ図鑑』)。1965年(昭和40)前後に別種の「漣(さざなみ)」の名で出回ったが、その後『現代椿集2』発行時(1978年)に日本ツバキ協会によって「磯波」と命名された。『つばき-名花の紹介と栽培』(安藤芳顕,1971)の漣は本種のこと。

磯波 光が丘夏の雲公園椿園20200330
磯波 光が丘夏の雲公園椿園20200330
磯波 光が丘夏の雲公園椿園20200330
磯波 光が丘夏の雲公園椿園20200330
磯波 光が丘夏の雲公園椿園20200330
磯波 光が丘夏の雲公園椿園20200330

<引用・参考文献>
・最新 日本ツバキ図鑑,日本ツバキ協会,成文堂新光社,2010
・現代椿集2,日本ツバキ協会,講談社,1978

<撮影>
光が丘夏の雲公園ツバキ園